夏休み自由研究応援講座「小さな研究者になろう!~まちの中の樹木調査隊~」を7月26日と8月2日の2日間の日程で実施しました。









2日目(8月2日)の様子をお伝えします。

1週間ぶりに顔を合わせたメンバーで、まずは前回のゲームのリベンジマッチ!
サスケが出すお題で、声を出さずに並びます。
「誕生日の日にち順」「今朝起きた時間順」「名前の順」でチャレンジし、なんと見事に3問ともパーフェクトに!!
気持ちのいいスタートとなりました。
この日は、持ち帰ってお世話をしてきた押し葉がちゃんと完成しているか確認するところから始まりました。
恐る恐る新聞を開いて押し葉をチェック。
大方、うまく完成していてメンバーもスタッフもホッとしました。

次に、ブッカーを使って押し葉を図鑑の台紙に貼り付けていきます。
一度貼り付けたら元に戻せないだけに、みんな真剣な表情!

慎重に進めていきます。

あとは、前回記録していった木の特徴を、図鑑の台紙に清書していきます。

イラストを入れたり、自分で考えたアイコンを使ってみたり工夫をしていました。

草花チームは種類数が多くて「まだあと5種類もある~!」と言いながらも、完成させていました。
種類までは特定できなかったけど、観察したことを記入したページが一番のお気に入り!といって見せてくれました。
お弁当タイムのあとは研究発表会に向けた準備の時間です。

発表する内容を考えて台本を作っているメンバーも多数!
準備もばっちりで研究発表会に臨みました。
研究発表会には保護者やエルプラザ職員も来てくれて、メンバーにほどよい緊張感が走る中始まりました。

調査した木の中から1種類を選び、その木の特徴を発表します。
質問も受け付け、最後には感想を伝えます。
この一連の流れを、マイクを使って自分で行っていました。
質問に対して、メンバーから「心形だからだよ!」という意見が出ることもあり、専門家から教えてもらったことをきちんと理解しているのだなとスタッフが感心する場面もありました。

全員が発表を終えたところで、質問で分からなかったことをぜんぜんが説明してくれました。
最後は、まちの中に木があることの良いことと困ること、そして感想を発表して2日間のプログラムが終了しました。
図鑑の台紙の残りを持ち帰る人が多数!
帰ってから、家の近くの街路樹を調査してくれることを期待していますよ~!
◆参加者の感想(事後アンケートより一部抜粋)◆
・同じに見える葉っぱでも、生える場所や実や形や色が違って面白かったです。
・木の種類をもっと調べたかった。
・他の参加者やスタッフと仲良くできて良かったし、思っていたより木の種類が多かったのでびっくりしました。
・身近な街路樹についてよく知れて良かった。図鑑を作ったり楽しく街路樹について学べて良かった。
・発表するときはすごく緊張したけど頑張れたと思います。
◆保護者の感想(事後アンケートより一部抜粋)◆
・きっかけは親の勧めで、始めは本人は乗り気ではありませんでしたが、1日目に参加して楽しかったと意欲的になりました。
・今までは生き物にしか興味がなかったが、植物にも興味を持つことができました。
・2日目の発表を見させていただきました。どの子も自分なりに一所懸命調べてまとめた様子がよく伝わりました。子どもたちの疑問にも講師の方々が丁寧に答えてくださり、大人が見ても楽しい発表会でした。
・最近植物に興味を持っており、詳しく説明を受けたり調べたりすることが楽しかったようです。時間のたっぷりある夏休みにぴったりでした。
・立派な観察記録が出来上がっていてびっくりしました。
・昨年初めて参加した際に、最後まで仕上げられず、帰宅してから親子で図書館に行って図鑑を借りてなんとか完成させました。子どもの意欲に驚きました。その後樹木図鑑も購入しました。
環境プラザスタッフ(N☆)