夏休み自由研究応援講座「小さな研究者になろう!~まちの中の樹木調査隊~」の第2日目を開催しました!










1日目に引き続き、株式会社ドーコンの櫻井さん(ニックネーム"ぜんぜん")を講師に迎えて、街路樹図鑑を作りました。

まずは、前回の終わりに少し話をしていた「光合成」の話。
「木は何を栄養にしているの?」という質問に、ぜんぜんが私たちの食事に置き換えて話をしてくれました。
難しい言葉も出てきましたが、みんな興味津々。

そして、一人ひとりが家で新聞紙を換えて毎日お世話をしてきた押し葉を取り出してみました。
恐る恐る新聞紙を開いてみると・・・
「できてる~!」「葉っぱがバラバラ取れて、棒しか残ってなーい(笑)」「きれいにできた~♪」と一喜一憂。
出来上がった押し葉は"ぜんぜんチェック"を受けて、カビが生えてしまったものや葉っぱがバラバラになってしまったものは、採り直しとなりました!

ぜんぜんと共に再び葉っぱを採りに行きました。

次は、透明のシートを使って押し葉を台紙に貼っていきます。
難しくてコツのいる作業ですが、回数を重ねるたびに上手になっていきました。

台紙に貼り出してから「カツラがない!」と足りない葉っぱに気付く人も。
「ネグンドカエデってどれだっけ~?」「これだよ!」と教え合っている様子も見られました。

次は、観察してきた特徴や樹木図鑑で得た情報を、台紙に書き込んでいきます。

1人1冊手渡された図鑑を使い、調べたい樹木のページをさくいんから探し出して、面白いと思ったことや人に伝えたいと思ったことを台紙に書きました。

次に、地図のページに番号を振ったり、街路樹の役割を考えて書いたり、街路樹図鑑を作ってみた感想を書いて完成となりました!
「見て見て!完成したよ!」と嬉しそうに見せに来てくれました。

図鑑完成の後は「研究発表会」の時間です!
調べた木のことや作ってみた感想を、マイクを使って発表しました。
なかには、もっと発表したい!と手を挙げる子どももいました。
最後にはぜんぜんから「ここまでできたら立派な研究者です!」という総評をいただいて、全日程が終了となりました。

2日間をかけて、11~12種類の街路樹を調べることができました!
図鑑で調べることが面白かったようで、熱心に取り組んでいる様子が印象的でした。
今度は家の周りの街路樹調査もしてみてね♪
2日間お疲れさまでした!