
これは、8月18日(月)にあった教師向け研修「アウトドア環境教育~身近な自然やビオトープを使った学習づくり」の自己紹介で使われた設問です。
「平和」「厳しさ」「気持ちが落ち着く」「たくさんの生き物ががんばって生きている」・・・
答えは様々です。
しかし、講師の山本幹彦先生(NPO法人当別エコロジカルコミュニティ 代表)曰く、
このことが自然について、皆さんが子どもたちに最も伝えられることです。
そして、環境教育で伝えられることがここにあります・・・と。
この研修は、小学校の先生等を対象とし環境プラザが実施しました。
前半は講義、後半はグループで身近な自然を使った授業をテーマにグループワークを行いました。


講師の山本先生から学んだたくさんのエッセンスの中で、私が感動したのは、今子どもたちの中に多くみられる問題行動、しかしアウトドア・野外での学びをすることで、脳内物質が分泌され、衝動的思考の脳幹ではなく、倫理的思考の前頭前野が活性化される。
そして将来を考える創造的な活動のためにも、アウトドアでの学びは有効で、結果としてこのことが持続可能な社会をつくる人々を育てることにつながる・・・というものでした。

研修をとおして、一方的に伝える授業から脱却して新しいアプローチを考える機会になりました。
忙しい中参加してくださった先生方、そして講師の山本先生本当にありがとうございました!
環境プラザスタッフ(ymkn)