1月18日(土)に札幌エルプラザ料理実習室で「道産食材応援講座 小麦編 クッキーを作って比べてみよう」を開催しました。(NPO法人環境活動コンソーシアムえこらぼ・札幌のふるさと作る会(ふぞろいの北の野菜と果物を応援する会)との共催)
生産量が日本一の「小麦」を題材に、エネルギー消費やCO2削減などの視点から見る商品選択を学ぶ講座で、講演と調理実習、そして食べ比べも行いました。
まずはクッキー作りです。
生地の作り方を講師の丸山奈緒子さん(料理研究家)に教えてもらいました。
参加者同士協力しながら道内産の小麦粉と輸入の小麦粉を使い、生地を作っていきました。
子どもたちは「かきまぜたい!やっぱり難しいー!」など言いながらも一所懸命に生地を作っていきました。
生地を焼いている間に道産小麦についての講演です。
講師の我孫子俊之さん(江別製粉株式会社 専務取締役)にお話を伺いました。
クッキーの他にもそうめんを食べ比べました。
丸山さんからは「道内産と輸入の小麦粉では、クッキーの焼きたての香りも違いますよ」と教えてもらいました。
参加者から「食感や風味の違いが実感できた」との感想をいただきました。
スタッフも食べ比べしましたが、食感が全く違うことに驚きました。
食べ比べのあとは、フードマイレージの話を聞きました。
私たちが毎日食べるものは産地によって、輸送にかかるエネルギー消費量が違うこと、エネルギーの消費とともに二酸化炭素を発生させること、輸送距離が遠いほど地球環境に与える負荷が増えることを知ってもらえたと思います。
今回の講座をきっかけに、いろいろな商品選択の視点をもって買い物していただけたら嬉しいです。
ご来場ありがとうございました。
環境プラザスタッフ(K-〇)