札幌市環境プラザでは、環境教育の支援を目的に講師派遣を行っております。







植物・野鳥・昆虫・水生生物などの自然観察会や、温暖化・ゴミなどのエコライフ分野の指導など、さまざまな分野で講師を派遣しています。
今回は10月10日に青葉中央公園で実施した、
青葉小学校の派遣の様子を紹介します。
みんなの元気で天気も回復したのかな?
挨拶が終わったらさっそく、青葉中央公園に移動します。


今回は、2クラスを4チームに分けて活動をしました。
公園の外側にある植物から観察します。
コクワがあったり・・・サルナシがあったり・・・なんとヤマブドウまでありました!
みんなでちょっと味見タイム♪
公園の中を進むと、葉っぱも段々と色づいてきていて、とても良い眺めでした。
「次は何が見られるの!?」「これは食べられるの?」
とリーダーさんに質問しながら進んでいきます。


「葉っぱはどのように紅葉するのか」
「同じ種類の木でも、生える場所によって葉っぱの大きさが違うのはなぜか」等、
行く先々でリーダーさんがいろいろなお話をしてくれました。
子ども達は一生懸命にメモをとっていきます。
奥に進んでいくと、葉っぱだけでなく木の実もたくさん落ちていました。
芽が出ているのに土の上に落ちることが出来なかったドングリたちを、
みんなで土に埋めてあげました。
「コンクリートが増えて人間が生活しやすくなると、その分植物が生きにくくなってしまう」
ということを教えてもらい、どうすればいいのかみんなで考えました。

他にも植物のタネが飛ぶ姿を観察したり・・・
エゾノコリンゴやイチイの実を採取したり・・・


チドメグサを顔にくっつけて遊んでいました!とってもかわいいですね♪
採取したものを少しだけ見せてもらうと、いろんな種類の植物があることがわかりますね!
ひたすらタネを集めている子や、キノコにこだわって採取している子もいました。
最後はまとめです。
今日一日どんなことを学んだのか、
そして春に活動したときと、どのようなところが異なっていたのかをみんなで考えます。
植物の名前だけでなく特徴などもしっかり覚えていて、私にたくさん教えてくれました。
教科書だけでなく、実体験を伴うことで、より理解が深まったようですね!
今回の派遣をとおして学んだことを新聞などにまとめ、
来年の子どもたちに引き継ぐようです。
植物の知識だけでなく、みんなが感じたことを伝えていってくれたらうれしいです!
環境プラザはこれからも環境教育のお手伝いができるように支援していきます。
大人も子どももいろいろな学びがある環境教育リーダーの派遣制度を、
みなさんの環境学習にお役立てください。