札幌市環境プラザでは、環境教育の支援を目的に講師派遣を行っております。
植物、野鳥、昆虫、水生生物などの自然観察会や川遊び、温暖化やごみ、エコライフ分野の指導、解説等さまざまな分野で講師を派遣しています。
今回は6月18日、19日の2日間、西区の福井緑地で実施した、西野桜幼稚園「自然観察会」リーダー派遣の様子を紹介します。
子どもが到着する前に、リーダーはせっせと仕込み作業をしていました。
魚を捕まえたり、カモフラージュの道具をセットしたり・・・


時間になると、元気いっぱいに子ども達がバスから降りてきて、活動開始です。
「今日はどんな遊びができるのかな?」とみんなワクワクしていました。


まずはじめに、「ノーズ」という生き物あてクイズをしました。
「私は脚が6本あります」「地面の中にいます」「色が黒いです」といったヒントをもとに、答えがわかったら自分の鼻をさわるというゲームです。
「わかったー」「絶対あれだ!」
思わず答えを言ってしまいそうになる子もいましたが、楽しそうにクイズに参加していました。


続いて二つのグループに分かれて、「コウモリとガ」「カモフラージュ」というゲームをしました。
【コウモリとガ】
1人のコウモリが目隠しをして鬼となり、数匹のガを捕まえるというゲームです。
コウモリは「バット」、ガは「モス」というかけ声を出しながら、丸く囲まれた壁の中で鬼ごっこをします。
コウモリはガの声を聞きながら、必死になって捕まえていました。
「ガをたくさんつかまえた!」「コウモリが強くて怖かったけど楽しかった♪」と感想が出ていました。


【カモフラージュ】
草の上に置かれた、さまざまなものを見つけるゲームです。
「あー、あそこに丸い石があった!」「葉っぱの所にぶどう見つけた!」と、頑張って探していました。


最後は緑地の中を探検する「フィールドビンゴ」をしました。
ビンゴカードを持って、「ちくちくするもの」「くものす」「とりのこえ」「たべあと」など9種類のヒントを探して歩きます。
「鳥の声聞こえた!」「きのこはないかな?」「この花いいにおいする♪」「このチクチクする葉っぱは何?」と5感をフルに使いながら、夢中になってフィールドビンゴを楽しんでいました。


フィールドビンゴのゴールは川辺です。
リーダーが事前に捕まえてくれた、フクドジョウやウグイといった魚をみんなで観察しました。


活動が終わると「すっごい楽しかったー♪」「また遊びたい!」と元気いっぱいにリーダーにお礼を言っていました。
西区は他にも自然遊びができる場所がたくさんあります。
幼稚園に帰ってからも、近くの公園などでぜひ自然遊びをしてみてくださいね♪
環境プラザはこれからも環境問題に関わる勉強会のお手伝いができるように支援をしていきます。
大人も子どももいろいろな学びがある環境教育リーダーの派遣制度をみなさんの環境学習にお役立てください。
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.kankyo.sl-plaza.jp/material/h27.leader.html
※平成27年度札幌市環境教育リーダー制度は申込数が予定数に達したため受付を締め切らせていただきました。
環境プラザスタッフ p(♪_♪)p