札幌市環境プラザでは、環境教育の支援を目的に講師派遣を行っております。
植物、野鳥、昆虫、水生生物などの自然観察会や川遊び、温暖化やごみ、エコライフ分野の指導、解説等さまざまな分野で講師を派遣しています。
5月のリーダー派遣の中から1件、活動の様子をご紹介します。
「学校法人清明学園幼保連携型認定こども園さつなえのもり」の主催で行われた「春の自然あそび」です。
リーダーがそれぞれ1つのブースを出展し、子ども達は自分の好きな所で遊んでもらうコーナー遊びを行いました。
【アリの形・アリのくらし】
アリの脚がどこから生えているのか、じっくりと観察してアリの絵に脚を書き足します。
そして、完成したアリの絵を巣穴マップの好きな所に張っていくというコーナーです。
「脚は6本あるね。」「頭からもなんか生えてるみたい!」と細かい所までしっかりと観察していました。
「このアリはお友達なんだよ」と仲良く2匹並べて貼る姿も見られました。


【葉っぱの釣り】
落ちている葉っぱを、木の枝の釣竿を上手く使って釣り上げる遊びです。
見た目以上に難しい、この葉っぱ釣り。
四苦八苦しながらも「大きな葉っぱが釣れた!」と、とても喜んでいました。


【ミクロハイク・春の生き物観察】
虫眼鏡を使って小さな生きものになった気持ちで、カエルやヘビの模型を観察したりするミクロハイク体験と、オタマジャクシや川魚などの生き物を観察できるコーナーです。
虫眼鏡は子ども達に大人気で、「わらじ虫見つけた!」「知らないキノコ見つけた!」と夢中になっていろいろな物を見つけていました。


【草花遊び】
葉っぱを使って草ずもうをしたり、ぺんぺん草を使って音のなるおもちゃを作ったり、花飾りを作ったりと、草花を使った色々な体験ができるコーナーです。
男の子たちは草ずもうに夢中で、「3回勝ったー!」「この草の方が強いよ!」と色々な葉っぱを使ってチャレンジしていました。
女の子はリーダーに教えてもらいながら、きれいな花飾りを作ったりしていました。


【葉っぱのお絵かき】
クレヨンを使って葉っぱのお絵かきができるコーナーです。
葉っぱの上に紙を置いて、クレヨンでこすっていくと葉っぱの形が浮き上がってきました。
「ギザギザの葉っぱ好きー」「オレンジ色の葉っぱができた!」と楽しそうにお絵かきをしていました。


たくさんの自然遊びができて、みんな満足そうな笑顔でした。
身近な公園でできる自然遊びをたくさん知ることができたのではないでしょうか?
環境プラザはこれからも環境問題に関わる勉強会のお手伝いができるように支援をしていきます。
大人も子どももいろいろな学びがある環境教育リーダーの派遣制度をみなさんの環境学習にお役立てください。
ご利用をお待ちしております。
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.kankyo.sl-plaza.jp/material/h27.leader.html
環境プラザスタッフ p(♪_♪)p