8月30日(土)に第8回の活動がありました。
この日はこどもエコクラブの体験会も兼ねていて、いつものメンバーの他に、小学3~6年生の子どもたちが集まって活動をしました。
あいさつをしてから、3色のカードを使ってのアンケート調査をしました。
「今の気持ちは?」「お菓子は洋菓子派?和菓子派?」など、どんな人たちなのかお互いを知る時間です。
それから、体験会参加の子どもたちに向けて、エコクラブのメンバーが「ミツバチ・はちみつクイズ」を出しました!
「ミツバチ一匹が一生で集める蜜の量は?」「蜜を集めるためにどのくらい移動する?」「蜂蜜の味が違うのはなぜ?」という問題です。
3問正解した人もいました!
さらに、調理で使うはちみつがどうやってできているのか知ってもらうために、採蜜に行った時の様子や大通公園でのミツバチ探しの写真を見ました。
札幌のビルの屋上で養蜂を行っているNPO法人サッポロ・ミツバチ・プロジェクト(通称:さっぱち)から、どんな取り組みをしているのか話をしてもらってから、いよいよクッキング教室開始!
講師はさっぱちの本田さんです。
まずは、『さっぱちはちみつとグレープフルーツの丸ごとゼリー』を作ります。
本田パティシエの説明を真剣に聞いていました。
グレープフルーツの皮をそのまま使うので、破かないように中身をくり抜くところが難しそうでした。
グレープフルーツの果汁とゼラチンを混ぜて、グレープフルーツの皮に入れて固めます。
ゼリーを固めている間に、お弁当タイムをはさんで『さっぱちはちみつとくるみのパウンドケーキ』づくりです。
道産の薄力粉などの粉に卵を入れて混ぜるのはけっこう力仕事!
それでも混ぜる姿が様になってきました!
「生クリームは沸騰させると悪くなってしまうから注意!」という本田パティシエのアドバイスを守りながら、バターとはちみつと生クリームを混ぜて溶かしていきました。
溶かした液を薄力粉に加えていくときも、卵が固まらないようにかき混ぜながらゆっくりと合わせていきます。
コンビの息もピッタリ!
型に入れたら、温めておいたオーブンで焼きます。
少しすると美味しそうな香りが・・・!
焼いているうちに、午前中に作ったゼリーと試食用に本田パティシエが事前に焼いていてくれたパウンドケーキをデコレーションしました。
ゼリーの仕上げにはさっぱちはちみつをたっぷりと!
パウンドケーキにはホイップクリームとさっぱちはちみつをこれまたたっぷりと!
盛り付け方は、それぞれこだわっていました♪
気分はすっかりパティシエかな?
カフェで出てきそうなお菓子が完成!
お楽しみの試食タイムです♪
ゼリーは、グレープフルーツだったので「大人っぽい味!」という感想でした。
ちょっと苦味があるけど、自分で完成させたということで、嬉しそうに味わっていました。
そして、パウンドケーキも「おいしい!」と言って黙々と食べていました。
スタッフもいただきましたが、パウンドケーキは仕上げのはちみつをかけなくても、はちみつの香りがふわっと口の中で広がってとても美味しかったです。
試食タイムを楽しんでいるうちに、パウンドケーキも焼きあがりました!
仕上げは、熱いうちにはちみつシロップをはけで塗ります。
そしてラップをして一晩おくと、しっとりおいしい『さっぱちはちみつとくるみのパウンドケーキ』の完成です!
自分で作ったものを一人一本、お土産に持って帰りました。
パウンドケーキの味はどうだったかな?
家族も喜んでくれたかな?
最後は、活動の記録を書いて、感想を発表してもらいました。
「はちみつであんなにおいしいお菓子ができることを知った。」
「ゼリーが少しぼそぼそになったので、今度は家でもっと上手に作ってみたい。」
「家ではあまり料理をしないけど、これからはやってみたいと思った。」
「コンビで協力してできたのが良かった。」
「はちみつは何かにかけるだけでなく、料理に使えることがわかった。」
「はちみつがゼリーやケーキに合うことにびっくりした。」
「今まではあまりはちみつを食べなかったけど、これからはもっと食べてみたい。」
「採った季節によって、火をとおして使ってもおいしいはちみつと、そのまま使うほうがおいしいはちみつがあると聞いて驚いた。」
「はちみつやミツバチのことを少し知ることができてよかった。」
楽しんでもらえたようで、スタッフも嬉しいです。
家でもはちみつを使った料理に挑戦してみてくださいね☆
次回は、エルプラまつりで活動の発表をします!
『さっぱちはちみつとくるみのパウンドケーキ』の試食もあるので、どんな味なのか気になった方は、ぜひ遊びに来てくださいね~!
環境プラザスタッフ(N★)