札幌市環境プラザでは、環境教育の支援を目的に講師派遣を行っております。
植物、野鳥、昆虫、水生生物などの自然観察会や川遊び、温暖化やごみ、エコライフ分野の指導、解説等さまざまな分野で講師を派遣しています。
環境教育リーダー派遣の上半期の活動が終了しました。
その中から活動の様子を1つご紹介します。
札幌市新琴似北小学校の主催で行われた「防風林探検Ⅱ」です!
4年生の皆さんと一緒に防風林の様子を冬に観察した時と比べながら観察しました。
活動は5つの班に分かれて行われました。
班ごとにそれぞれリーダーが付き、樹木の種類によって葉の形が違うこと、葉の生え方も違うことなど防風林に生えている植物を使って詳しく解説しました。
リーダーは事前に下見を行い、観察する木の種子や写真などを用意していました。

子どもたちはリーダーに冬芽の様子の写真を見せてもらい、前回の活動を思い出しながら冬芽だったところから葉がでていることや、葉っぱの付き方はどうなっているかなどポイントを教えてもらいながら熱心に観察し、メモをとっていました。
アブラムシが住みつくことで葉の一部が膨れ上がり、まるで実がなっているようでした!

「虫こぶ」の中を割ってみると...ルーペで見なければわからないくらい小さなアブラムシが出てきました!!みんな興味津々で、動き方や形を観察し、わかったことを書きとめていました。
子どもたちからは「知らない木がたくさんあった」
「いつも通っているけれどこんなにいろんな植物があるとは思わなかった」
「クルミの実を探すのが面白かった」などの感想が寄せられました!
環境プラザはこれからも環境問題に関わる勉強会のお手伝いができるように支援をしていきます。
大人も子どももいろいろな学びがある環境教育リーダーの派遣制度をみなさんの環境学習にお役立てください。
ご利用をお待ちしております。
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.kankyo.sl-plaza.jp/material/leader.html
環境プラザスタッフ(m・s)