9月20日(火)に野田知佑さん講演会「カヌーの旅で見た世界の川 日本の川」と題して、カヌーイストである野田知佑さんの講演会を開催しました。
野田さんと親交があり一緒にカナダとアメリカ(アラスカ)を流れるユーコン川を下ったこともある作家の林心平さんから、野田さんとのエピソードをお話しいただくことから講演会がスタートしました。
野田さんには、写真を上映しながら、カナダやアラスカなど世界の川を旅した時のお話をしていただきました。
ユーコン川を下った時の話、カヌー犬と呼ばれたガクの話、旅で会ったいろいろな国の人の話など、興味深く面白い話に参加された皆さんは聞き入っていました。
そして日本の川の現状についても少しお話しいただき、その後質疑応答の時間です。
質疑応答では、どうやったら孫に豊かな自然を残してあげられるのか、どうやって行動に移したらいいのか、学校教育はこれからどうしていけばいいのか等、多くの質問が出ました。
野田さんご自身が活動されている「川ガキ養成講座」について話をされ、とにかく川に行って川で遊ぶことの大切さを伝えてくださいました。
「世界の川を旅してきたけど、実は日本の川が一番美しかった」という野田さんの言葉がとても印象に残りましたが、同時にとても悔しい思いになりました。
「美しかった川」ではなく「美しい川」になるよう、私たちには何ができるのでしょうか。一人でも多くの方に考えていただけたらとてもうれしいです。
環境プラザスタッフ(N★)