対談シリーズ「北海道動物の人」
12月11日(土)第3回目は、ナビゲーターに林心平氏、
ゲストに桑原康生氏をお迎えし、オオカミについての
対談講座を開催しました。
ゲストの桑原さんは、
川上郡標茶町において、オオカミと一緒に暮らし、オオカミの森を現在運営ております。
対談シリーズ当日は、約70名ほどの参加者が集まり、
熱心に桑原さんのお話しに耳を傾けていました。
また、実際に手にとって触れられる毛皮などの展示物をご持参していただき、
オオカミについての興味や理解を一層深めさせていただきました。
今回の対談の中で、
桑原さんは、イエローストーン国立公園でのオオカミ再導入についてお話しをされました。
イエローストーンでは、オオカミ導入前の世論調査で、多くの国民がオオカミ再導入に対して
「YES」という姿勢を示しました。
その理由は、人の手で変えたものを元の姿に復元するのは当然であるという、
「フィロソフィー(思想・意識)」が中心にあり、日本人とは違う考えでもあるようです。
環境保全を考える場合、「自然を大切にする気持ち」は、
多くの人が当然のように持っているものかもしれません。
でも、何かを行動に移すとき、そこには、その人達の「フィロソフィー」が
大きな原動力になるのかもしれません。
対談シリーズ第4回目は「林心平×カラスの人」(ゲスト中村眞樹子氏)です。
ぜひぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね!
(札幌市環境プラザ SS)