札幌エルプラザ公共4施設の1階にあります、情報センターでブックトークイベントを開催しました。

今回の講師は、札幌在住の絵本作家でイラストレーターのすずきももさんです。
スローフードさっぽろや、だい好きパンの会での活動のお話、絵本・本を制作する際のエピソードなどをお話いただきました。
今回は参加者のみなさまにゆったりとした雰囲気をお楽しみいただくために、
紅茶を飲みながら参加していただきました。
まずは、すずきももさんが「食」や「イラストの仕事」に興味を持ったきっかけについてのお話です。
実際にこれまで書かれた絵と、その絵を描くにあたっての裏エピソードなどをお話しいただきました。
次は「食活動」についてです。
イラストの仕事を始め、社会との関わりを意識したときにたどり着いたのが
「だい好きパンの会」の立ち上げと、「スローフード運動」の参加とのこと。
すずきももさんの食活動はこの2つがベースになっているというお話では、
参加者の方はとても前のめりになって聞きながら、メモを取る姿が見られました。
それから、本を描くことで伝えたいことについてお話いただきました。
なにげない日常生活も、改めて自分の街を知り見つめることで、
小さな幸せに囲まれていることに気づくということでした。
自分の経験をもとに蓄えたこと、そして想いを本という形で伝えるということは
とても素敵なぁ・・・なんて思っていました。
最後は質問タイムです。
事前に書いていただいた質問カードからすずきももさんが選定をして回答していただきました。
「地産地消」「絵本・本の制作」「札幌の魅力」「すずきももさん自身について」など、
いろいろな方面からの質問がたくさん出てきました。

講座が終わった後は、物品販売コーナーにて絵本や本を買う方、さらに質問をする方、写真撮影をお願いする方などで、とても賑わっていました。
この講座をとおして、少しでも札幌や地域の魅力を再発見するコツを知る
きっかけになればうれしいです!
環境プラザスタッフ(SASUKE)