タイムスリップ調査隊の第2回目の活動は6月4日(土)に実施しました。



今回は『環境プラザこどもエコクラブ体験会』ということで、資生館小ミニ児童会館のみなさんも参加して少し賑やかに活動スタート!
今日のテーマは「昔の道具に触ってみよう!」ということで、なんと北海道開拓の村のみなさんが昔の道具を持って来てくれました。
昔の道具を体験する前に、まずは現代の暮らしについて考えてみました。
・どんな道具を使っている?
→エネルギーで動く道具が多い。
・日用品や必要なものは、どこで手に入れている?
→電気やさんや、お店やさんでお金を出して買っている。
・使わなくなったものはどうしている?
→リサイクルしたり、人にあげたりもするけど、ほとんど捨てている。
という意見が出ました。
それでは、昔の暮らしでは今と比べてどんなところが違うんだろう?
ということで、タイムスリップして昔の暮らしを調査開始!
道具その1 洗濯板、たらい
洗濯板の使い方を教えてもらいながら、実際にタオルをゴシゴシ洗濯してみました!
「疲れる!」「でも楽しい!」と楽しみながらも、しっかりとインタビューもしていました。
「洗濯機はエネルギーを使って動いているけど、洗濯板はエネルギーを使わないからエコ。」
「でも大変。」という声があがっていました。
道具その2 石臼

石臼の裏を見て石臼のしくみや使い方を教えてもらい、いざ体験!
大豆を挽いてきな粉を作りました。
「重い・・・」「全然回らない・・・」と苦戦するメンバー。
そしてきな粉を味見すると「美味しーい!」「止まらないっ!」と顔を粉だらけにしていました。(笑)
「きな粉はいつも粉で売っているけど、今はどうやってきな粉にしているんですか?」
「石臼はきな粉の他にどんなものができるんですか?」と質問が出ていました。
道具その2 わらじ、ぞうり、深靴
実際に履いてみてファンションショー。なかなかおしゃれな着こなしです!
お米を収穫した後の稲わらが使われていて、靴がボロボロになったら畑に戻して堆肥にするそうです。メンバーはワークシートに書ききれないくらい、しっかりメモをとっていました!
「この紐は大きさを調節するためについてるんですか?」と、エコだけではなく昔の人の知恵に気付いたメンバーも。
道具その3 薪ストーブ
「え、これなになに?」とパズルのように蓋を開けたり、薪を入れたりするメンバー。
謎の穴にお釜をはめるとピッタリ!「おおおーー!」と感動の声が。
エコなところは「ごはんを作るのと温まるのと同時に出来る。」「薪は近くにあるから地産地消。」という意見が出ていました。また、「お釜で炊いたごはんはおいしそう!」とお釜の魅力も感じていました。
夢中で調査していると、時間が経つのはあっという間。
席についてから、ふりかえりをしました。
[今の暮らしと昔の暮らしではどんなところが違うか?]
・電気を使っていない。
・機械を使っていない。
・刃物をつかわない。
[どんなところがエコ?]
・捨てずに再利用している。
・何回も使える。
・エネルギーを使わない。
・科学の力を利用している。
という意見が出ました。
最後にひとりひとり感想を発表して第2回目の活動は終わりです。
次回は、北海道開拓の村に見学に行き、
タイムスリップして昔の暮らしの様子や町の様子を見たいと思います!
おたのしみに♪
環境プラザスタッフ(Cpom)