札幌市環境プラザでは、環境教育の支援を目的に講師派遣を行っております。
植物、野鳥、昆虫、水生生物などの自然観察会や川遊び、温暖化やごみ、エコライフ分野の指導、解説等さまざまな分野で講師を派遣しています。
2月のリーダー派遣の中から1件、活動の様子をご紹介します。
札幌市立手稲東小学校の主催で行われた「雪発見~雪を楽しもう~」です。
まずは、元気に挨拶をした後に、活動の注意点などを聞きました。
初めて見る、スノーソーを興味津々で見ていました。
この日は4つのコーナーに分かれて、雪を使った体験学習をしました。
【雪の温泉】
雪を掘ったくぼみの中に入って、上から雪をかけてもらう「雪の温泉」を体験しました。
「そんなに寒くないね!」「けっこう雪重いよー」と雪の温度や重さを感じていました。
【チューブ滑り】
チューブやソリを使って雪の摩擦について考えました。
あらかじめ進む距離を予想し、「ゴムチューブはざらざらしているから、ツルツルしたソリの方が遠くまでいくかも・・・」と仮説を立てながら、実際に滑って確認をしました。
「予想どおり2番のポールで止った!「4番をこえたよ!」と楽しみながら体験をしていました。
【雪の層観察】
雪の断面に赤いスプレーを吹きつけて、層の違いを観察したり、メジャーを使って積雪量を測ったりしました。
「色が濃い所と薄い所がある!」「ここは氷みたいに固くなってる!」と、様々な発見があったようです。
【イグルー作り】
先生も参加して、イグルー作りをしました。
スノーソーを初めて使うという子どもも、作業の後半には慣れた手つきで、きれいなブロックを切り出せるようになっていました。
「雪のブロック重いよー」と苦労しながらも、みんなで協力して3つのイグルーを完成させることができました!
活動の終わりでは、「雪の層のことや、重さがよくわかった!」「スノーソーやチューブを使って雪について色々と知ることができた!」など感想を発表してくれました。
この日の体験で今まで以上に雪についていろいろと興味を持ってくれたのではないかと思います。
手稲東小学校のみなさんありがとうございました。
環境プラザはこれからも環境問題に関わる勉強会のお手伝いができるように支援をしていきます。
大人も子どももいろいろな学びがある環境教育リーダーの派遣制度をみなさんの環境学習にお役立てください。
ご利用をお待ちしております。
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.kankyo.sl-plaza.jp/material/h26.leader.html
環境プラザスタッフ p(♪_♪)p