環境プラザでは年に3回札幌市内のこどもエコクラブのメンバーを集め、情報交換や交流を目的に一緒に活動しています。
12月20日(土)に「麦であそぼう!」と題し、第3回こどもエコクラブ交流会を開催いたしました!
「札幌市環境プラザこどもエコクラブ」「川北児童会館」「あいの里ひがし児童会館ちょボラクラブ」「菊水やよい児童会館」「小野幌エコクリーン」の5団体が参加してくれました。
まず始めは各エコクラブの活動報告です。
環境プラザのエコクラブでは、採蜜の写真やミツバチクイズを使って発表をしました。
他のクラブもわりばしリサイクルや、ペットボトルキャップ集め、ごみ拾い、ソーラークッカー体験など、今年度実施してきた取り組みをわかりやすく発表してくれました。

続いて、簡単なアイスブレイクとして「言葉づくりゲーム」を行いました。
ひらがなが一文字書かれたカードを使って、近くの人と二文字の言葉をつくるゲームです。
「こけ」「よる」「にわ」など、次々と言葉を完成させていました。
最初は緊張していた子も、他のエコクラブのメンバーと打ち解けて楽しそうに参加していました。

そして、いよいよ交流プログラム「麦であそぼう!」の開始です。
今回は札幌村文化センターの皆さんと、協力者の方を講師にお呼びして、「麦わらクラフト体験」と「うどん作り」をしました。
普段はあまり見ることのない石うすの登場に、「早くまわしたーい!」と次々と声があがっていました。
石うすを回しだすと、「ゴロゴロゴロ」というなんともいえない心地よい音がします。
「重いけど、楽しいー♪」と石うすの魅力にとりつかれたように、何度もチャレンジしている子もいました。

同時に麦わらを使った馬づくりも実施しました。
初めて体験する麦わらクラフトに子どもたちは興味津々。
真剣な表情で先生の話を聞きながら取り組んでいました。
完成するとにっこり笑顔で「できたー!」と作品を見せてくれて、大事そうにがばんにしまっていました。

続いて、うどん作りです。
まずは、小麦粉をボールに入れてこねこねと。
「気持ちいいー」「ぷにぷにしてるー」と言いながら、一人ずつこねていきます。


こねた後は、ビニール袋に入れて、足でふむ作業です。
「いっち、に、さん、しっ」と数えながら100回踏んでいきます。
「ぷにぷにして面白い!」と楽しそうに踏んでいました。

30分生地をねかした後は、めんぼうで生地を伸ばし、包丁を使って切る作業です。
めんぼうを使っての生地伸ばしは「もっともっと薄くしようよ!」とグループで協力して取り組んでいました。
そして 、10分間ゆでて完成!

さて、お味のほうは・・・
「お店のよりも美味しいかも。」「思ってたより、ずっと上手にできた!」「家に帰ってからも作りたい!」と、大満足の出来でした。
おかわりを求めて行列ができる場面も。

午後は馬作りの続きや、クリスマスツリーの飾り作り、石うすをひいたり、環境プラザの展示コーナーで遊んだりと、自分の好きなコーナーで楽しく過ごしました。


最後はみんなで協力して作った飾りを、クリスマスツリーに飾って終了です。
金色に輝く麦わらの飾りが、松の木のツリーと調和してとてもきれいです。
人工の物では出せない、自然素材ならではの優しい雰囲気のツリーになりました。


振り返りでは、「石うすが楽しかった!」「うどんが美味しくできた!」「知らない子と友達になれた!」と一日の感想を発表してくれました。
普段はあまり触ることのない石うすや麦わらを使った体験は、きっと子どもたちの記憶に残るものになったのではないかと思います。
今年度のこどもエコクラブ交流会はこれで終わりですが、来年も実施する予定です。
楽しみにしていてください!
環境プラザスタッフ p(♪_♪)p