11月12日に、札幌市立幌北小学校で取り組んでいるビオトープを使った授業「ビオトープ大作戦!」のお手伝いをしてきました。
ゲストティーチャーとして、自然ウオッチングセンターの鎌田恵実さん(ニックネーム:おひょう)にも来ていただきました。












あいさつをしたところで、まずは「まちがいさがし」をして物を良く見る練習です。
みんなが後ろを向いている間に、プラザスタッフの何かが変化します。
どこが変わったかよく見て答えてもらいました。
そしていよいよ「ビオトープ大作戦」のスタートです!
この日のテーマは『タネ』。
プラザスタッフから出されるミッションをグループのメンバーで協力してクリアしていきます。
ミッション1
『WANTEDカードにかかれたタネを探し出すべし!』

各グループに渡された"WANTEDカード"にかかれているタネを、ビオトープの中から見つけてくるという指令です。

仲間と相談して、時にはスタッフにヒントをもらいながらタネを探していました。

「これじゃない?でもこれタネ?」「おひょう!ヒントちょうだい!」「3種類見つけた!」と、みんな夢中になって探していました。
探す時間の終了を告げると「え~!まだ探したい!」「もう少し時間がほしい!」と残念がる声が・・・。

教室に戻ってから集めてきたタネを確認しました。

ミッション2
『探し出してきたタネを仲間分けするべし!』
集めてきたタネは子孫を残す戦略という視点で仲間分けしました。
「これは風で飛んでいくんじゃない?」「これは鳥が食べるのかな?」

悩んで悩んで出来上がった仲間分けシートを机の上において、発表会です!
他のグループはどんなタネを集めて、どんなふうに仲間分けしたのか、人が移動しながら見て回りました。

「うちのグループはこのタネを見つけられなかった!」「これも飛ぶタネなの?」と、自分たちの分け方と違うところも知りながら見ていました。
中には虫眼鏡でじっくり観察をしている子も!
見つけてきたタネがどんな植物なのか、図鑑を使って調べました。
調べ方や難しいところはおひょうに聞いて進めていきました。

全体での質問タイムには、「ゴボウのタネの中身はどうなってるの?」「この赤い実はイチイでいいんですか?」など質問し、真剣におひょうの話を聞いていました。
最後に、ラストミッションを出しました!
『ビオトープの自然を豊かにするためにできることを考えて、挑戦するべし!』
これからビオトープでどんなことがしたいかを、みんなで考えていってほしいことを伝えて授業が終わりました。

後日、おひょうと環境プラザへ授業の感想文が届きました。

「WANTEDカードを使ってタネを探すのが楽しかったです」「ビオトープでこんな面白いタネは初めてみました」「図鑑を使って調べるのが楽しかったです」など、嬉しい声がたくさん書いてありました。
環境プラザスタッフも、ビオトープがどんなふうになっていくのか、覗いてみる楽しみができました♪
環境プラザスタッフ(N★)