11月24日(土)に第12回札幌市環境プラザこどもエコクラブがありました!
今回は有限会社ひがしリサイクルサービスの東 龍夫さんに来ていただき、お話をしていただきました。東さんは集団資源回収を行ったり、リサイクル製品を売る仕事をしています。ほかにも環境保全活動や環境に関する講演などをしている方です。
まずはじめに、東さんの会社で作っている「エコ作業手袋」をなんと1人1つずついただきました!
このエコ作業手袋は古着や古布をリサイクルして作られた手袋です。
メンバーはもらったらすぐに「キラキラしている糸が入ってる!」「いろんな色のつぶつぶが入っていてかわいい」など、手袋を見てよろこんでいました。
その後、東さんに前回の活動で出てきた疑問に答えてもらいました。
「塩素ガスって何?」「古紙って何?」「木から紙をつくるのとリサイクルして紙をつくるのとどちらが環境にいいの?」などさまざまな質問に答えていただきました。
「パルプって何?」「紙ってどういうふうに作るの?」という質問では、東さんが持ってきたバージンパルプと古紙パルプを見せていただき、古紙パルプで紙をつくってみました。
メンバーはパルプに直接触り「ふにゃふにゃしてるー」「気持ちいい!」という声があがっていました。
つくった紙はすぐには乾かなかったのですが、活動後スタッフが乾かし完成しました!
とてもしっかりしています!
また、牛乳パックは資源回収をしてリサイクルをしても、また牛乳パックにすることができないため、繰り返し使うことはできないという話から、いつも飲む牛乳をパックからビンに変えたらどうかということをみんなで考えました。
「牛乳ビンは洗って何度も使えるからエコ!」「牛乳ビンで飲む牛乳はおいしく感じる!不思議!」「でも重いし落ちて割れたらこわい!」などさまざまな意見がでました。
東さんは「落とさないように大切に牛乳ビンを使うっていうのはどう?」とメンバーに提案していました。
他にも、何回も使いまわすことができるドイツのペットボトルを見せていただきました。また、ドイツのペットボトルは消費者がボトル代を含んだ金額で購入し、飲み終えた後お店にペットボトルを返すとボトル代が戻ってくるというデポジット制も取り入れているという話も聞かせてくれました。
メンバーからは「環境にやさしくて、お金も返ってくるなんていいことだらけだね!」という声もありました。
また、東さんが愛用している、ブラシの先だけ替えられる歯ブラシなどを見せていただきました。
なんと、東さんはこの歯ブラシを10年間も使用しているそうです!
今回の活動で、私たちがリサイクルに出したあと、見えないところでどんなことが起こっているのかを知ったり、ものを買う時にエコ製品を選ぶこともいいけれど、その前に自分でできることがあることに気づきました。
ぜひみなさんも自分にできるエコを探してみてください!
環境プラザスタッフ(Cpom☆)