6月16日(土)に、平成24年度のこどもエコクラブの活動が始まりました。
第1回目は開講式と食べ物のゲームをしました。
朝受付には、去年から引き続き参加するメンバーが「久しぶりー!」と元気に登場したり、初めての参加で緊張ぎみの様子のメンバーが次々とやってきました。
初回ということで、まずは受付で名札を作ってからのスタートです。
開講式では、岩嵜館長のあいさつやスタッフの紹介のほか、1年間の活動についての説明をしました。
次に、初めて会うメンバーと知りあうために食べ物になって自己紹介をするゲームをしました。
一人ひとりに渡されたカードには、「カレーライス」「味噌ラーメン」「親子丼」で使われる食材の1つがイラストで描かれていて、その食材になりきります。
そして、カードを他のメンバーには見せずに、質問をし合って相手の正体を探り自分と同じメニューだと思われるメンバーを探していくというゲームです。
質問は「はい・いいえ」で答えられるものというルールなので「あなたは土から生えますか?」「あなたはオレンジですか?」「あなたは調味料ですか?」などいろいろな質問をぶつけていました。
難しいゲームでしたが、見事に仲間を見つけて1つのメニューを完成させてグループになったメンバーもいました。
みんなの正体が明らかになり、メニューごとのグループができたところで、次は食材がどこから来たのか、移動距離はどのくらいあるのかを知る活動です。
各自が持っている食材のカードには産地が書いてあり、その産地名が書かれた封筒が手渡されました。
その封筒の中に入っていたのは、札幌から産地までの距離を100万分の1に縮小した長さの紐が入っていました。
紐が長すぎて「絡まった~!助けて~!」と叫ぶ人や、短かすぎて見つけられずに「入ってない!」と言い出す人もいて、自分の紐の長さや他のメンバーの長さを見て大騒ぎ!
そこで、みんなの紐の長さを比べてみることにしました。
すると、一番短い紐は2cmほどの当別町、続いて倶知安町、そして新潟県や宮崎県と長くなり、中国やアメリカなど外国の紐が順調に伸び、一番長かったのはブラジルでした。
環境プラザの展示コーナーでは収まりきらず、お隣の消費者センターまで伸びていきました。
食材の移動距離はさまざまなんだね!と確認をしました。
どの食材の紐が一番長かったか、また短かったか、そして
実際の距離はどのくらいなのかなどをワークシートに書き込み、今日の感想を発表して第1回目の活動は終了しました。
次回は、長い距離を移動して食材がやってきていることについてみんなで考えていく活動です。
どんなことがわかるのかな?
お楽しみに!
環境プラザスタッフ(N★)