3月17日(土)は今年度最後のこどもエコクラブの活動日でした。
最終回は1年間のまとめということで、閉講式の中で1年間の活動を振り返るスライドショーを上映し、メンバーが解説をするという活動でした。
活動の前半は閉講式のスライドショーの準備、後半が閉講式というスケジュールでした。
まずは解説するための解説をするスライドショーの写真をみながら「こんな活動したね!」「こんな生きもの見つけたね!」と、5月から始まった活動を少しずつ思い出していきました。
それから、どのスライドを誰が解説するかという役割分担をした後に、解説原稿を作っていきました。
「活動を見ていない人にも伝わるように」ということをポイントに、どんな活動だったのか、そしてその活動をしてみて感じたことを中心に原稿を書きました。
原稿が出来上がったところで、スライドショーのリハーサルをしました。
スライド送り役のスタッフへの合図や並び順や最初の挨拶などを相談し、閉講式の中での発表ということで、いつもより念入りなリハーサルとなりました。
保護者やエルプラザの館長、職員が観客として座っている前での発表に、緊張した様子のメンバー。
それでも、リハーサルよりもしっかりとした言葉で解説していました。
スライドショーを見た保護者や職員から「1年間の活動の中で一番楽しかった活動は?」と聞かれた時には「エコクッキング」「水を調べたこと」などがあがりました。
「活動の中で、新しい発見があったら教えてください」という質問には「ヒグマが思っていたよりかわいい一面があること」「札幌で使われる水の量が多いこと」「エコクッキングをして、いつもは捨てているところも食べられることを知った」といった答えが聞かれました。
さらに「活動の中で、あまり面白くなかった活動はどんな活動だった?」という質問には多くのメンバーが「ない」と答えていたことに、スタッフとしてはとても嬉しい気持ちになりました。ただ「草木染めが思ったより色が染まらなかった」という答えもあったので、来年度は草木染めをもう少し研究してみたら面白そうです。
エルプラザの岩嵜館長から終了証と、10回以上活動に参加することができたメンバーへは「ジュニアエコリーダー」の認定証も授与されました。
さらに、参加回数が多かったメンバーには、岩嵜館長手作りのおもちゃが手渡されました。
岩嵜館長からのお話と記念撮影を終え、閉講式は終わりとなりました。
最後に、今日の活動と1年間の活動の感想や気づいたことなどワークシートに書いて発表するという時間です。
「今日の活動のスライドショーが緊張した」「地球のこと、動物のこと、食べ物のこと、いろいろおどろいた」「草木染めをもっといろんなもので染めてみたい」「エコなクッキングを家でもやってみたい」「調べ物や見学が楽しかった」「今年やったことが楽しかったから、来年もエコクラブに入りたい」という嬉しい感想を聞くことができました。
ジュニアエコリーダー認定証の裏面には、「あなたのこれからの目標は?」という欄があり、自分にできる環境に優しい取り組みを書き、一人ずつに発表してもらいました。
★エコできることをたくさん考えたり、節水
★むだづかいなし!!
★食べられる所をすてない
★シャワーで体を洗うとき、シャワーを流しっぱなしにしない
★水を大切にする
★エコな毎日を送る
★ごはんを残さない、水の使いすぎに注意!
★電気や水を大切に使う
「身近な自然」をテーマとした全20回の活動の中で、生きもののこと、水のこと、自然のものを利用して楽しむということを、自分たちで「調べる」「まとめる」「発表する」という取り組みをしてきました。
まとめたものは環境プラザの展示コーナーで展示をして、来館した多くの人たちに見てもらうことができました。
閉講式の会場でも、作成したすべてのものを展示しました。
自分たちが体験するだけはなく、その体験を知った人にも、自然の面白さや大切さが伝わっていったのではないかと感じています。
これからも、自分にできることをしながら、どんどん調べて、おうちの人や友達などたくさんの人に伝えていってくれることを期待しています!!
環境プラザスタッフ(N★)