10月1日(土)にこどもエコクラブ第10回目の活動を行いました。
標本づくりの2回目です。前回作った葉脈標本を使って、しおりと葉脈図鑑を作りました。
前回は、重曹水で煮た葉を歯ブラシでたたき葉脈だけにするという作業を終了したので、自分で作った葉脈が乾燥して「葉脈標本」になったものをメンバーは今日初めて見ました。
ドキドキわくわくしながら、そっと葉脈を挟んだ紙を開き、自分で作った葉脈標本を見た子どもたちからは、「もっときれいにはがせばよかった」「すけすけになっててきれい」といった声が聞かれましたが、満足げな顔が印象的でした。
葉脈をラミネートしてしおりにする時も、それぞれが工夫をしてオンリーワンのしおりを完成させました。
素敵なしおりが出来上がり、スタッフも羨ましがっているほどです。
しおりの出来に満足したところで、次は葉脈図鑑の仕上げです。
さらに、葉脈の働きや紅葉の仕組みなど疑問に思ったことを図鑑やインターネットで調べていきました。
最後に、できあがった葉脈図鑑を一人ひとり発表してもらいました。
発表を聞くのは、エコクラブのメンバー・環境プラザスタッフ・教育大のフィールドワーク実習生です。
観察した葉っぱのこと、調べた葉脈のこと、葉っぱの近くに落ちていたドングリのことなど、それぞれが完成した図鑑を堂々と発表していました。
質問も受けて、わからないことには予想を答えるなど、充実した時間となりました。
発表を聞いていた実習生からは「知らないことをたくさん知ることができた」「臭かったというドングリの中身を嗅いでみたかった」などの感想が出ました。
葉脈標本作りを通して、普段何気なく見ている葉や植物のことを調べて知ることができたのではないでしょうか。
作った葉脈図鑑は、環境プラザの展示コーナーに展示していますので、ぜひ見に来てください。
さて、今回でこどもエコクラブは折り返しです。
次回からはどんな楽しいことが待っているのかな~?
環境プラザスタッフ(N★)