食料自給率って知ってる?
食料自給率(その食べものがどのくらい日本国内でつくられているかという場合)は、高いもの、低いものさまざまです。
日本の食糧自給率(カロリーベース)は約4割。約6割は外国から輸入しています。
食料自給率は、昔にくらべ現在は低くなっています。
食料自給率が高かったころは、雨が多く、夏の気温が高い日本では稲作が発達しました。食事も日本の気候風土にあったお米を中心にしたものでした。
しかし、現在の食事では、お米を食べる量が減り、代わって肉や油を使った料理がたくさん食べられるようになっています。
人口に比べ、国土の狭い日本では、家畜のエサ(とうもろこしなど)や油の原料(大豆など)を十分につくることができず、これらの輸入が増加しました。