1月9日(土)に「小さな研究者になろう!~自由研究ネタのタネまつり~」と題して、冬休み自由研究応援企画を開催しました!
6つの団体が自由研究のテーマになり得る体験ブースを出展し、来場した子どもたちが興味のあるブースをまわるというイベントです。
当日は市内の児童会館をはじめ、たくさんの子どもたちや親子が来場してくれました!
その様子をお伝えします♪
受付を済ませ『研究ノート』を受け取ると、子どもたちの研究者スイッチもオンに!
『研究ノート』には、各ブースで手に入るワークシートを綴っていきます。
【木(気)になるお家の木製品】ドーコン森のたんけん隊
家の中にある木製品探しをしました。
4月にリニューアルオープンしたハウススタジオの中で、木でできたものを探し出し、木以外ではどんな素材でできるか考えました。
さらに、木でできていた方が良いことも考えました。
スタッフと話をしながら進めていくと、「え!?これも木なの?!」と驚くモノも。
【ミツバチが教えてくれる生き物とのつながり】NPO法人サッポロ・ミツバチ・プロジェクト
パネルや写真を見ながら、ミツバチや蜂蜜のことについてレクチャーを受けました。
採蜜時期の異なる蜂蜜の試食をして、香りや味の違いも記録しました。
「9月の蜂蜜が一番おいしい!」というツウな好みの子も。
札幌のまちの中で咲く花を季節ごとに一所懸命にメモしていました。
採蜜で使用する透明の遠心分離機も登場し、子どもたちは楽しそうにグルグル回していました。
生物多様性を学ぶ紙芝居の読み聞かせもありました。
【冬の田んぼの生き物たちを観てみよう!】札幌南ふゆみずたんぼの会
雪の下から採取してきたという田んぼの泥。
この泥の中から生き物を探し出して、顕微鏡で観察しました。
生き物なんているのかな?と思いながらも探していると・・・いたいた!
小さな生き物たち!
ヤゴも発見!!
急に暖かいところへ引っ張り出された生き物たちは、だんだんと動きが活発に。
顕微鏡でヤゴを観ながら「うわ~!気持ち悪い!」と叫びつつ、「でも気になって観ずにはいられない・・・」と言って何度も顕微鏡を覗いている子もいました。
そして一所懸命にスケッチしたり特徴を記録していました。
【調べてみよう!食卓の向こう側】札幌市環境プラザ
「食べ物クイズ」や「距離比べ」をしながら、環境問題と"食べること"のつながりを考えました。
食材ごとの紐を伸ばしてみると、長さがさまざま。
「紐の長さは食べ物が採れたところまでの距離だ!」と気づく子も。
遠くで採れたものと近くで採れたものを食べることの、それぞれのメリット・デメリットも一緒に考えました。
【世界の国からこんにちは!~生きもの推理ゲーム~】環境プラザ学生サポーター
学生サポーターがこの日のために作ったオリジナルプログラムで出展しました。
外来種になりきった学生が参加者にヒントを与えて、参加者はその生きものが何の生きものなのかプロフィールカードを埋めながら考えていくという推理ゲームです。
「好きな食べ物は?」「大きさは?」という子どもたちの質問に、サポーターが答えていくと、「わかった!これだ!」と予想をしていました。
【北海道の絶滅の危機にある動物たちを研究しよう!】SISH(資生館小ミニ児童会館エコクラブ)
SISHの子どもたちが自分たちで作ったカードゲームをレクチャーしました。
時間限定の出展の予定でしたが、次から次へとくる参加者に対応しているうちに、予定時間をオーバーするほどの頑張りようでした!
6つのブース以外に、【水の旅をたどってみよう!】【エゾサンショウウオってどんな生きもの?】という2つのセルフプログラムや関連図書コーナーも設置!
エゾサンショウウオの"環たろー"をじっくり観察♪
上手にスケッチしていました。
関連図書コーナーで熱心に調べている姿はまさに研究者!
たくさんのワークシートを『研究ノート』に綴って帰っていく子どもたちの顔は満足そうでした。
ワークシートには、家に帰ってからも研究出来るヒントが載っています。
家でも研究してみてくださいね!
環境プラザスタッフ(N★)