2015年8月アーカイブ
札幌市環境プラザでは、環境に関する学習会へ専門家を派遣する「札幌市環境保全アドバイザー制度」と、環境教育・学習会を支援をする「札幌市環境教育リーダー制度」という、講師派遣制度を行っています。
環境保全アドバイザー制度では、環境全般、都市と環境、消費生活と環境、水辺の環境、自然観察・自然保護、アイヌ文化と環境、外国の環境保全、環境教育という分野でそれぞれの専門的知識を持った講師を講演会等に派遣しています。
8月18日(火)にNPO法人葬送を考える市民の会の講演会にお邪魔してきましたのでその様子をお伝えします!
今回は、「環境に配慮した遺品整理」というタイトルで、東龍夫アドバイザーが講演しました。
参加者のニーズに合わせた講演内容で、ごみを活かして捨てる方法や、それでも家財道具が残ってしまった時の処理についてなど、とてもわかりやすいお話でした。
また、質疑応答の時間では遺品整理会社に頼んだ時のごみや資源の流れについてなど、具体的な質問がとても多く出ており、参加者のみなさんは興味深く聞いている様子でした。
主催者の希望に沿って、時代や参加者のニーズに合わせた派遣調整を心がけています。
環境保全アドバイザーや環境教育リーダーの講師派遣制度の利用については、こちらをご覧ください。
ぜひご利用をお待ちしております!
環境プラザスタッフ(Cpom☺)
「池の中、岩の上にもアリ一つ」
「ボウフラとクルミ、クレソン、ビオトープ」
今年度の教師向け研修は、「アウトドア環境教育~身近な自然やビオトープを使った学習づくり」と題して、8月10日(月)幌北小学校を会場に実施しました。
冒頭の俳句は、ビオトープを使ったフィールドワークの中で、先生方が考えた俳句です。
子どもたちの主体的な学びのために、身近な自然をどのように活用するかというテーマで講義、フィールドワーク、グループワーク「どんな授業ができるだろうか」、そして全体での共有の時間をもちました。
フィールドワークの中では、ビオトープの中の「whiteと black」を探すアクティビティや、ビオトープの生物のつながりを毛糸で体験するアクティビティを実施しました。
参加した先生方からは、「生き物を観察する、調べるという活動以外にも、ビオトープを活用した学習はいろいろできるんだと思った」という感想がありました。
研修の開催にあたり講師でお世話になったNPO法人当別エコロジカルコミュニティ代表の山本さん、運営面でご協力いただいた札幌市生活科総合的な学習教育連盟の皆さん、会場でお世話になった幌北小学校さん、本当にありがとうございました!
今後も良質な学びやつながりの場を検討していきたいと思います。
環境プラザスタッフ :ymkn
環境プラザスタッフ p(♪_♪)p