6月10日(月)に札幌市立北小学校の児童が見学に来ました。
今回は2グループに分かれ、展示コーナーの見学と、「エネルギーをたどれ」というアクティビティをそれぞれ体験してもらいました。
メッセージスタジオでは、今地球で起こっている環境問題を、模型の中から探しました。森林伐採により動物のすみかがなくなっていることや、地球温暖化の問題などを見つけることができました。
ハウススタジオでは発電自転車を使って電気を作る体験をしました。
苦労して発電した電気は250ワット。電球を4つしかつけるこかできないということを知り驚いている児童もいました。
タウンスタジオでは、少年、ヘビ、ひな鳥などの配役をして簡単な劇をしました。それぞれの生きものの視点にたって生きもの同士のつながりについて考えることができました。
「エネルギーをたどれ」では石油などの化石燃料が有限であることを知ってもらい、具体的な節電対策を「省エネ宣言」として発表しました。
屋上の太陽光パネルでは、発電のためには多くのパネルが必要であることを知り、驚いた様子でした。
見学を通じて、100年後の地球は人間や他の生きものにとってどうなっているかを考えてもらいました。「今より暮らしやすくなっている」「今と変わらない」「今より暮らしにくくなっている」の3つの中から選んでもらったところ、多くの児童が「今より暮らしにくくなっている」という答えを選びました。
地球が今より暮らしにくくならないようにするために、省エネ宣言で発表した身近な取り組みを、ぜひ実践していって欲しいと思います。
環境プラザスタッフ (P.P)