環境相談事例について(冬の節電対策)

環境相談では身近な生活の中から環境についての素朴な疑問や「環境教育について考えているがアドバイスがほしい」などのご相談に専門の相談員がお答えしています。
11月に寄せられた相談から何件かピックアップして紹介します。

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<相談者>
ラジオ番組の担当ディレクター

<相談内容>
冬の節電対策について教えてほしい。

<対応>
冬の電力需要対策として12月10日から節電要請期間がはじまり、2010年度比で7%の削減が求められています。
冬は夏に比べると日暮れが早く、家庭の電化製品を使う時間が長くなるのが夏とは違う点です。冬期の節電のポイントとしては「暖房」と「家電」があげられます。

●暖房について

寝ている時や外出時は暖房を切るとよいでしょう。
暖房を切っておくと、家に帰ってきたときは部屋が温まるまでしばらく寒いので、暖かい部屋着を着たり、湯たんぽやカイロなどを利用したりするとよいです。
また寝ている時に暖房を切ると、喉や鼻、皮膚などの乾燥を防ぐことができます。
このような節電は、灯油やガス代金など、家計の経費に反映される効果があります。
節電で浮いたお金をためて、家族で温泉に行くなど楽しい目標を見つけてみてはいかがでしょうか。

●家電について

家庭で最も消費電力の大きいのは『照明』です。
照明は使用する時間を少なくすることは難しいですが、リビングなどに家族が集まって  鍋を囲むなど「ウォームシェア」に取り組んでみてください。
その時に、使っていない部屋の電気を消すように心掛けると効果があります。

次に消費電力が大きいのは『冷蔵庫』です。
設定温度が「弱」になっているか、冷蔵庫内が片付いているかを見直してみてください。

テレビは、購入した時の設定のままのことが多いので、リモコンのメニューボタンから  「節電モード」に変更するとよいでしょう。

その他の家電では、炊飯器や湯沸かしポット、コーヒーメーカーなど電気から熱に変換する機器は消費電力が大きいです。そのため、使用後は電源を切って保温時間を減らすか、ガスを使用してお湯を沸かすと節電効果があります。

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「環境相談」は、市民活動団体「NPO法人環境活動コンソーシアムえこらぼ」との協働で実施しています。
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このブログ記事について

このページは、環境プラザスタッフが2013年2月 1日 14:27に書いたブログ記事です。

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