12月24日(月)から札幌エルプラザ1階の情報センターで借りられる新着図書から、2冊ご紹介します。
平田 剛志/著
2012年9月 平凡社/発行
【分類:NI0 ヒ】
生物多様性をテーマにいくつかの作品を手掛けながら、人間と野生動物のあるべき関係を探ってきた著者は、現在を評価するには過去がどうだったかを知っておく必要があると考え、どんどんさかのぼるうちに生きものたちの名前に行き着いたそうです。
この本ではモモンガなどの哺乳類、ニシンなどの魚類、ゲンジボタルなどの昆虫以外にも両生類や植物など70あまりの生きものを取り上げて、名前の由来となった生態や人間との関係性を書いています。
例えば、私たち道民の身近な魚である「ニシン」は、アイヌ語では「ヘロキ」や「エロキ」と呼ぶほかに「カムイチェプ(神の魚)」という称号を得ていましたが、本州方面へ出荷する際に身を二つに分けたことから「二身(ニシン)」と名がついたという説があるそうです。
みなさん知っていましたか?
この本を読んでから生きものをみると、また違った見方ができそうです。
『環境にやさしいお買い物―あなたでもできるお得なエコライフ「日記」』
山川 文子/著
2012年8月 日刊工業新聞社
【分類:NF0 ヤ】
みなさん買い物は好きですか?お友達とワイワイ、一人でじっくり見て回る・・・といった買い物って楽しいですよね。でも、環境に負担をかけない暮らしをしようと考えたら、買い物も楽しくできなそう・・・。
そんな方におススメの本です。
どうせ買うなら、少しでも環境にやさしいものを買うことにしてみようと著者がやってみたことがたくさん紹介されています。買い物が楽しいままで、節約もついてくるという面白い工夫や考え方が掲載されています。
ちょこっと考え方を変えてみると、買い物する楽しみが増えるかも?!
ぜひ読んでみてください。
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環境プラザスタッフ(N★)