11月16日に行われた「都市近郊農業を楽しく応援しよう!~生産者と消費者との意見交換会~」(環境プラザ協力事業)にお邪魔してきました。
この意見交換会は、都市近郊農業についての現状を伝え、消費者に持続可能な農業応援の担い手となってもらうための意識向上を目指して、NPO法人環境活動コンソーシアムえこらぼさんとふぞろいの北の野菜と果物を応援する会さんの主催で開催されました。
北海道大学大学院農学研究院教授の飯澤理一郎さんの講演から始まりました。
食糧自給率や現在の食糧問題、農業の問題をとおして、農業を応援していくこととはどういったことなのかをお話されていました。
その後は、CSA(※)の実践者である伊達寛記さんとJAさっぽろ青年部長の木田和良さんのパネリスト2人も参加しての意見交換会となりました。
※CSA:Community Supported Agriculture 地域に支えられた農業。日本では30年前に始まり、生産者と消費者の「産消提携」にルーツがあるといわれている。(当日資料より転記)
伊達さんが実践しているCSAとはどんな仕組みなのか、生活は成り立つのかなど質問が出ていました。
実際に農業で生活している方の生の声を聞いて、消費者である私たちが"食べること"をもっと真剣に考えていかないと、持続可能な農業、そして暮らしにはならないんだと考えさせられました。
もっともっと農業のこと、食べ物のことを知りたくなった意見交換会でした。
環境プラザスタッフ(N★)