9月8日(土)に第7回のこどもエコクラブの活動がありました。
この日は、6月から「地産地消」を調べてきた成果発表として、エルプラまつりに出展をして「食べ物クイズ」を来館者に向けて行うという、ドキドキワクワクの日でした。
集合した時にはすでにエルプラまつり全体の準備も仕上げに入っていて、いつもと違う雰囲気で落ち着かない様子のメンバー。
そんな中で、出展に向けて役割分担などの打ち合わせをしたり最後の準備をしました。
エルプラまつりの出展者はほとんど大人ですが、子どもエコクラブメンバーは大人に混ざって、出展者のオープニングセレモニーにも参加しました。
出展ブースに行ってからは、メンバー同士のリハーサルも行い出展に備えました。
始めはお客さんにゲームの宣伝をすることも恥ずかしそうでしたが、声を出しているうちに楽しくなって看板を持って積極的に声をかけていました。
食べ物クイズは、受付で名前を書いてもらい、ゲームのルールを説明するところから始まります。
ゲームコーナーへ移動し、ゲームのレベルを選び、広げられた野菜と果物のカードの中から、出題された問題に沿ってカードを分別していきます。
制限時間は60秒!!
スタートの鐘の音とともに、悩んで分けていました。
問題は、食べる部分を葉・実・茎・根に分ける問題や野菜と果物に分ける問題などで、年齢によってレベルを選べるようにしました。
26種類の野菜と果物を分けていくのは大人でもなかなか難しく、10秒前からの秒読みが始まると「あ~!!わかんない!え~!え~!」という声がきこえていました。
分け終わったら、答え合わせです。
果物だと思っていたものが実は野菜だったり、実を食べているつもりだったのに茎だったりと、参加者も発見があったようでした。
答え合わせの結果、得点が高かった人上位5名までは、ランキングボードに名前が貼りだされます。
こどもエコクラブのメンバーは、受付をしたりクイズを出したりと役割を交代しながら一所懸命に取り組んでいました。
最初はお客さんへの説明なども緊張して声が小さかったり、手順が分かりづらかったりしていましたが、慣れてくると自信がついてきて堂々と話をしていました。
「おもしろかった~」「知らないことがいっっぱいあった!」という声をかけてもらい、ちょっと誇らしげな表情が印象的でした。
一日立ったままで出展したメンバーはヘトヘトに疲れていましたが、45人もの参加者を得ることができ、また出展者のエンディングセレモニーにも出席し、エルプラまつりを無事終えることができました。
感想を聞いてみると「大人でも結構知らないことがあった」とか「お客さんを集めたり、ゲームを進めるとき緊張したけど、だんだん慣れて話せることができてよかった」「楽しいお店ができた」という声が返ってきました。
地産地消について調べた結果を、お客さんに伝えられることはできたかな?
次回はいよいよ「地産地消」の最終回です!
環境プラザスタッフ(N★)