11月19日(土)
対談シリーズ「林心平」が専門家にきく『温暖化ってどんなこと?』」の
第2回目が行われました。
今回は、北海道文化放送「のりゆきのトークDE北海道」の
気象キャスターも務めたことのある、浦野浩さんにお話しを伺いました。
天気予報番組は、おそらく私たちの生活の中においては、
とても身近なもので、日々の暮らしを支える重要な情報源です。
毎日、欠かさずチェックする方も多いという思いますが、
実は、番組の中でよく使われている専門用語、
みなさん、きちんと説明できるでしょうか?
例えば、夏日・冬日・平年・・・。
他にも、雨の降り方を表す表現にもすべて定義があります。
テレビ番組ならではの裏側の話なども聞くことができ、
天気予報番組がより身近に、楽しみな番組になりました!
そして、今回のテーマ、気象と温暖化の関係・・・。
講師の方のお話しによると、
地球温暖化が気象に影響を与えているとは、もちろん断定できません。
けれでも、"わからないから、何もしなくてもいい"というわけではありません。
長い地球の歴史の中でみると、温暖化現象は自然の流れという見方もあります。
しかし、現在の地球温暖化で注目すべき点は、その気温の変化率とスピードです。
仮に、地球温暖化が人為的作用による影響が多いということになれば、
今後、地球がどうなるかは誰にもわかりません・・・。
「北海道にとって、温暖化はプラスである」という見方があるのも事実です。
気候が温暖になり、住みやすくなるかもしれません。
しかし、環境問題を地球規模で考えたとき、おそらく地球温暖化による影響は、
プラスよりマイナスが多い、つまり損失が多いのではないでしょうか?
このように、地球規模で環境問題を考える本講座、
次回は12月17日(土)「広大な湿原は炭素の貯蔵庫」です。
ぜひ、お気軽にご参加ください。