11月5日(土)にこどもエコクラブ第11回目の活動をしました。
前回から期間があいて一か月ぶりでしたが、メンバーは元気な顔で来てくれました。
当初は、森から自然素材を集めてのクッキングを予定していましたが、ヒグマ出没情報が相次いでいるため予定変更をし、ヒグマを通して自然と人間の関わりを考える活動を2回シリーズで行うことにしました。
その第1回目ということで、まずはヒグマに抱いているイメージや、生態の予想を挙げてもらうことから活動がスタートしました。
ヒグマのイメージは一言でいうと「大きい」「怖い」「毛がかたそう」「臭そう」という声が上がりました。
大きさや重さ、生息地、食べ物、家族構成、活動時間などを予想で書きだしていきました。
そのあとに、本当のヒグマを知るため、各自でヒグマの生態を調べました。
環境プラザとエルプラザ1階の情報センターを利用して、DVD・図書・インターネットを使って調べ、調べたことはワークシートやフィールドノートに書きこんでいきました。
調べることに慣れているエコクラブのメンバーは、自分で知りたいことをどんどん調べて、ワークシートやフィールドノートがいっぱいになるくらい書きこんでいました。
調べたあとは、それぞれが調べた情報を発表してもらい、一つの紙にまとめていくことにしました。
「大きさは?」「家族構成は?」というスタッフの問いかけに、次々と手が挙がります。
もちろん調べきれなかったこともありましたが、最初に予想していたものと比べられるくらいの情報が集まりました。
「大きくて怖い」というイメージのヒグマでしたが、調べてみるとただ「怖い」だけの動物ではないと、印象が変わったメンバーもいました。
今日の感想を聞いたところ、「オスだと300㎏もあると知ってびっくりした」「ヒグマのことを知ることができた」「ヒグマは特徴がたくさんある動物だということがわかった」「北海道にいるヒグマのうち、7割が人の住むところに出てきてもおかしくないということにおどろいた」「もっとヒグマのことを調べたいと思った」などの感想が出ました。
次回は、野生の生きものと人間が共に生きていくことについて考える回です。
調べ物をしたり、みんなで考えたり、意見を出し合ったりしながら進んでいくところがとても面白い活動で、スタッフも楽しんでいます。
環境プラザスタッフ(N★)