9月17日(土)に第9回の活動を行いました。
標本作りの1回目です。
標本をなぜ作るのかという話のあとに、まずは雨の中北大に行き、木や葉っぱを観察してきました。
その後環境プラザに戻り、葉っぱをじっくり観察してスケッチをしました。
植物名を調べたり、触って気付いたことなども書き足して、それぞれ書いたものが図鑑の1ページになるように作っていきました。
その時!葉と一緒に拾ってきていたドングリを切って中身を出してみる・・・という試みが始まりました。そして、大発見!去年落ちたと思われるドングリの中身は臭かった!!!!なんとも言えぬニオイ・・・。かいだ人にしかわからないなんとも言えないニオイなのです。
でも中にはニオイをかぎすぎて、いいニオイかもしれないと言い出すスタッフも現れました。
ひとしきりドングリを分解して観察したあと、いよいよ葉脈標本作りです。
朝から重曹で煮ていた葉を取り出し、バットの中に少し水を入れて、その中で歯ブラシを使い葉をトントンたたいていきます。
すると、葉脈以外のところがはがれてきて、葉脈だけのすけすけ状態になります。
その後は、紙にはさみ水分をとります。
聞いただけだと簡単なようですが、実際には力の入れ具合など難しい作業です。
こどもたちは真剣に作業に取り組んで、すけすけ状態になるまでの作業を終えることができました。
次回は、乾燥した葉脈をしおりにしたり、スケッチしたものの横に貼るという仕上げの作業をしていきます。
どんなものができあがるのか、楽しみです!
(N★)