対談シリーズ「北海道動物の人」
11月27日(土)第2回目は、ナビゲーターに林心平氏、
ゲストに伊吾田宏正氏をお迎えし、エゾシカについての
対談講座を開催しました。
対談では、エゾシカの特性はもちろんのこと、
ますますシカたちは増え、農林業被害も過去最高だということなど
貴重なデータをもとに教えていただきました。
当日は、多くの方が参加され、世間のエゾシカへの関心の高さに担当者も驚きました。
対談の中でも少し触れられていましたが、
"シカが人間に近い"ということ、
そして、"影響を人間に及ぼす"という
この2点がエゾシカについて興味を持つ方が多い理由かもしれません。
この日、担当者にとって対談のキーワードになったのは、"保全"です。
どうやって保全するのか?
それは、"食べること"です。
様々な環境問題を意識した行動として、
例えば、"使わない""買わない""獲らない"など、
我慢ではないけれど、「控える」行動が環境保全につながっていくことがたくさんあります。
しかし、エゾシカと環境保全を考える時、
私たちができる行動のひとつとして、
"積極的にシカ肉を食べる"。
これが保全活動へつながっていくんだなと思いました。
対談シリーズ第3回目は「林心平×オオカミの人」(ゲスト桑原康生氏)です。
ぜひぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね!
(札幌市環境プラザSS)